大豆 プリントアウト   全般 大豆は豆腐、味噌、醤油など日本人の伝統的食生活を支える食品だ。しかし、世界的に見ると、大豆は食用油と飼料用の大豆ミールを生産するための原料という立場にある。大豆は高タンパク、良質の脂肪を含む農産物で、安価な健康食品といえよう。日本の自給率は低く、米国を中心に南米などから輸入している。 需要 日本では年間約５００万トンの大豆を消費している。うち、１００万トンが食品用、４００万トンが製油用だ。世界の消費量は圧搾用を中心に約２億トンを突破しているが、中国の消費拡大で右肩上がりを続けている。 供給 ２００３〜０４年度の世界大豆生産量は約２億トン、うち米国６，６００万トン、ブラジル６，１００万トン、アルゼンチン３，６５０万トンの見込みだ。米国は世界一の生産国だが、地域別では南米が米国を上回っている。 　東京穀物商品取引所 　中部商品取引所 　関西商品取引所 　福岡商品取引所

データ名 ポップアップ表示します 解　説 週間輸出成約高推移 データ/グラフ 2003〜04年度の米国大豆の輸出成約は、春から南米産が出回るため、夏にかけてスローダウンする傾向があるが、中国の輸入成約次第では増加も…。 需給関係の推移 データ/グラフ 2003〜04年度の米国大豆需給は1970年代半ばの食糧危機の時代に匹敵する低水準で、2004年の大豆生産が不作なら品薄懸念が台頭することが考えられる。 期末在庫率の推移 データ/グラフ 米国大豆は２年連続の減産で在庫が例年に比べて少なく、夏場にかけて品薄がクローズアップされる可能性が高く、在庫率が期末の８月にかけ低下するか。 天候 クロップカレンダー 米国では５月から大豆の作付が始まる。その後は成育期、開花期、着サヤ期と続くが、大豆相場に最も影響を与えるのは開花期の天候だ。 為替 輸入採算早見表 大豆は国際商品でドル相場の影響をまともに受ける。ドル建ての海上運賃が常識外れの高騰を見せており、その分、コスト負担が大きくなる。

（シカゴ相場＋Ｃ＆Ｆプレミアム）×トン換算×円相場×金利･その他＋諸経費 為替 シカゴ相場 90 100 110 120 130 140 150 8.60 38,807 42,897 46,987 51,077 55,166 59,256 63,346 8.80 39,502 43,669 47,836 52,003 56,169 60,336 64,503 9.00 40,196 44,440 48,685 52,929 57,173 61,417 65,661 9.20 40,891 45,212 49,533 53,855 58,176 62,497 66,818 9.40 41,585 45,984 50,382 54,781 59,179 63,577 67,976 9.60 42,280 46,755 51,231 55,706 60,182 64,658 69,133 9.80 42,974 47,527 52,080 56,632 61,185 65,738 70,291