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週間相場分析2019年9月30日


安全資産の魅力で取組高が過去最多に

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9/27 15:15現在

海外情勢

 世界景気後退懸念や中東地域の緊張など安全資産としての魅力が再確認されたほか、金ETF残高増もプラスに働いた。それでも、その買い人気も一杯になってきたとの声があって戻り売りムードも。世界最大の金ETF"SPDR Gold Shares"の保有残高は9月25日時点で924.94トン。9月13~16日の874.51トンを直のボトムに、17日の880.37トン⇒18~19日の883.60トン⇒20日の894.15トン⇒23~24日の908.52トンと増加し、2016年11月22日(904.91トン)以来の900トン大台を回復。そこから更に大幅に増加した格好。

内部要因

 ニューヨーク金市場におけるファンド筋のネット買い玉は9月17日時点で28万2599枚、前週比1万2874枚増。取組高は17日時点、25日時点ともに63万枚台。東京市場の取組高は8万枚台。カテゴリ別(18日⇒25日)では、当業者は売り玉ほぼ変わらず・買い玉1200枚増、非当業者は売り玉200枚減・買い玉1400枚減。

総合分析

 ニューヨーク金の取組高が9月24日に65万8944枚と過去最多記録を更新(これまでの過去最多記録は2016年7月11日の65万7776枚)。取組高が9月20日の63万4985枚から24日の過去最多まで約2万4000枚増加した際、ニューヨーク金期近は1500ドルそこそこから約30ドル上昇しており、新規買いで上昇したと推察。ただ、翌25日に相場が前日比27ドル超急落した際、取組高は63万枚台へ急減。ひとまず買い一服、玉整理進行か。

白金

先行き不安台頭で二番天井形成か!?

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9/27 15:15現在

海外情勢

 世界経済の後退懸念が再び台頭するなど、先行き不安が戻り売りを招く地合となっている。ロシアの欧州ビジネス協会が発表した8月の同国新車販売台数は前年同月比1.3%減の14万5545台で、1~8月の累計新車販売台数は前年同期比2.3%減の111万4263台。一方、国際半導体製造装置材料協会が発表した今年第2四半期(4~6月)の世界半導体製造装置出荷額は133億ドルで、前四半期(今年1~3月)に比べ3%減少し、前年同期(2018年4~6月)比では20%減と大きく減少した。

内部要因

 ニューヨーク白金市場におけるファンド筋のネット買い玉は9月17日時点で3万3648枚、前週比1271枚減。取組高は17日時点9万8000枚台、25日時点9万2000枚台。東京市場の取組高は4万5000枚台。カテゴリ別(18日⇒25日)は、当業者は売り玉600枚減・買い玉100枚増、非当業者は売り玉100枚減・買い玉700枚減。

総合分析

 東京白金先限は9月26日に一時、3202円まで売られたものの、ひとまず3200円台割れを回避した。先限日足チャートを見ると9月5日の3410円に対して、9月17日の3337円が二番天井のような姿になっており、このまま3337円を上抜くような上昇がなければ、"二番天井形成"と受け止められて3200円台割れを余儀なくされる可能性も。いずれにせよ、3200円台を維持するのか、そして、3337円を抜くような上昇を見せるのか、要注目。

原油

米原油在庫の増加嫌気される

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9/27 15:15現在

海外情勢

 米国内原油在庫が予想外の増加となり、米国内石油需要の伸び悩みが懸念され続落商状となっている。それでも米中貿易協議の進展期待が下支えとなり、サウジアラビア石油施設攻撃ダメージの回復が予想より手間取るなど供給面の不安が続いていることから基調の引き締まりを期待する声は多い。このほか、米ドライブシーズンが終わり、年末需要までの間は需要が低迷する懸念があることが抑制要因となっているようだ。

内部要因

 ニューヨーク原油市場のファンドポジションは9月17日現在、53万0357枚の買いに対して10万3252枚の売り、差し引き42万7105枚の買い越し(前週42万8205枚の買い越し)と買い越し玉が僅かだが減少。東京ドバイ原油市場の非当業者売買バランスは9月26日現在、4万5520枚の買いに対して2万7733枚の売り、差し引き1万7787枚の買い越し(19日現在1万7726枚の買い越し)と買い越し玉は減少した。

総合分析

 米国内原油在庫とガソリン在庫が増加したが、予想を上回る増加となったことが嫌気されたものの、中間留分在庫は大幅に減少するなど意外に需要は落ち込んでいないとの分析もある。サウジの石油施設復旧は急がれているが、それでも攻撃前の状態に戻るのには時間を要しそうだ。世界景気後退懸念が再燃しつつある点は先行きの弱材料として無視出来ないが、供給面の不安が解消されない限り強基調が続こう。

ゴム

東京ゴム続落、上海ゴム安を反映

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9/27 15:15現在

ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引量は約100~120トン。9月27日の価格はキロあたり39.09~40.09バーツ、RSS3号タイ主要港10月積価格は154.5~156.5セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、8月20日現在15,573トン(前旬比990トン増)。
8月中旬の入出庫は入庫1,252トン、出庫262トン。

展開予想

週前半は米中貿易協議の進展期待から株高・円安推移となり、上海ゴム、現物価格はじり安の展開となる中、東京ゴムは底堅く推移。ただ、金曜日は国慶節を10月1日から控える上海ゴムが急落、中心限月でおよそ1ヶ月ぶりに11,500元割れとなり、東京ゴムも連れ安、直近安値を更新し160.0円まで急落する展開となった。
 9月20日正午過ぎ現在RSS先限は160.0円前後、TSR先限は148.9円前後の取引。週の高値はRSS170.0円/TSR153.9円、週の安値はRSS160.0円/TSR148.9円。
 東京ゴム当先限は順鞘幅縮小、主に下落局面で先限月に商いや売りオーダーが集中、流動性が低い期近限月は商い閑散となっていることによる。海外市場もじり安傾向であり、積極的に上値を追う展開にはなりにくいものの、現物価格は概ね170円前後であり、東京ゴムは相対的に"割安感"と言える水準になってきた。ただ、強材料も乏しく目先の上値余地は限られるだろう。特に、上海ゴム市場は10月1日から7日の間、国慶節の休場となる為、中国系の商いが減少し流動性低下が見込まれるので取引は慎重に進めたい。先限のレンジは155.0~170.0円を予想する。


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