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週間相場分析2019年8月13日


東京は上場来最高値を更新したが...

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8/9 15:15現在

海外情勢

 7月の中国貿易統計は予想外に輸出が増加したことから米株価が上昇、欧州など世界的な株高となり、リスクオンの動きから金は利益確定の売りが先行。カナダの証券大手TDセキュリティーズは6日付リポートで、向こう3ヵ月の金の目標価格を1590ドルとした。6月20日時点では1485ドルを見込んでいた。米中貿易問題の深刻化などを背景に世界的に景気が下振れした場合、市場はFRBに対して追加の利下げを求めると分析。『FRBによる非伝統的な金融政策の可能性も高まっており、金は依然として"特に"魅力的な資産だ』との見方を示した。

内部要因

 ニューヨーク金市場におけるファンド筋のネット買い玉は7月30日時点で25万4390枚、前週比3140枚増。取組高は7月30日時点56万枚台、8月7日時点60万枚台。東京市場の取組高は7万枚台。カテゴリ別(7月31日⇒8月7日)では、当業者は売り玉3300枚減・買い玉500枚減、非当業者は売り玉1300枚増・買い玉1500枚減。

総合分析

 東京金期先は8日に5128円まで急伸し、上場来の最高値(これまでは2013年2月7日の5081円だった)を大幅に更新した。円相場が1ドル=105~106円台の円高水準にあるなかでも、ニューヨーク金が1500ドル台乗せへと急伸したことに追随して買われた格好。内外ともに相対力指数が70ポイントを大きく上回って高値警戒のシグナルが点灯しており、ニューヨーク金が米株高見て戻りを売られるなど、目先は反動安の可能性もあろう。

白金

2900円以下は下値支持線!?

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8/9 15:15現在

海外情勢

 ニューヨーク金が利益確定の売りで一段安となり、これを映して白金も下落。オーストラリア自動車工業会が発表した7月の同国内新車販売台数は前年同月比2.8%減の8万3184台。また、ドイツ自動車工業会が発表した7月の同国自動車生産台数は前年同月比5%減の35万9400台。一方、ブラジル全国自動車製造者協会が発表した7月の同国自動車(農業機械、重機除く)生産台数は前年同月比8.4%増、前月比14.2%増の26万6371台だった。

内部要因

 ニューヨーク白金市場におけるファンド筋のネット買い玉は7月30日時点で2万5768枚、前週比4878枚増。取組高は7月30日時点7万6000枚台、8月7日時点7万5000枚台。東京市場の取組高は5万1000枚台。カテゴリ別(7月31日⇒8月7日)は、当業者は売り玉200枚減・買い玉400枚減、非当業者は売り玉100枚増・買い玉300枚増。

総合分析

 東京白金先限は7月30日に3084円から8月5日の2880円まで急反落。米中貿易戦争の激化を嫌気した世界的な株安に引きずられる形で、高値からの急落を余儀なくされた。ただ、2900円を下回ると(5日の2880円、8日の2894円)、すぐさま切り返しており、2900円以下が下値支持線として意識されている印象。このまま2900円近辺で下げ渋る動きが続けば、日足チャートは6月の安値以降続いている下値切り上げの姿を維持する格好となるが...。

原油

サウジの原油輸出削減で反発

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8/9 15:15現在

海外情勢

 米中貿易戦争の激化と米国内原油在庫が減少予想に反して大幅増加となったことから手仕舞売りが出て急落場面を迎えた。米中貿易戦争は米国が中国を為替操作国に認定するなどエスカレートしており、先行き歩み寄りが難しいとの見方が増えている。また、米国内原油在庫が大幅に増加するなど、減少予想が裏切られたことの心理的なプレッシャーが強いようだ。それでも50ドル攻防まで下げたことからサウジアラビアが8、9月の原油輸出削減を明らかにし、下げ過ぎの警戒で反発するなど値崩れが続くとの見方は台頭せず、下げに対する警戒感が出ている。背景には産油国の協調減産強化への動きに加え、サウジの価格安定目的の生産調整などがある。

内部要因

 CFTC(米商品先物取引委員会)発表のニューヨーク原油市場の大口投機玉(ファンド)ポジションは7月30日現在、54万0238枚の買いに対して15万2947枚の売り、差し引き38万7291枚の買い越し(前週39万7851枚の買い越し)と買い越し玉こそ減少したが、総取組高は前週比1万2580枚増で、買い玉も2298枚増となっている。東京ドバイ原油市場の7日現在の非当業者売買バランスは4万5974枚の買いに対して2万6273枚の売り、差し引き1万9701枚の買い越し(1日現在1万8591枚の買い越し)と買い越し玉が増加。

総合分析

 米国内週間原油需給(単位日量)を見ると、8月2日に終わる週は、原油輸入量と米国内産油量の供給量合計は1944万8000バレル、これに対する需要量は原油輸出量と原油処理量の合計が1964万2000バレルとなり、需要量から供給量を差し引くと19万4000バレルの供給不足となっている。なかでも米国内週間原油処理量は過去最高を記録する勢いで、石油製品出荷量も連続増加の需要堅調を裏付ける動きだ。

ゴム

東京ゴム大幅下落後、反発

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8/9 15:15現在

ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引量は約50~100トン。8月8日の価格はキロあたり39.10~40.69バーツ、RSS3号タイ主要港8月積価格は160.0~162.0セント。 【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、7月20日現在13,763トン(前旬比511トン減)。
7月上旬の入出庫は入庫311トン、出庫822トン。

展開予想

 今週の東京ゴムは大幅下落後、反発。5日米国が中国を為替操作国に認定、株式市場等は大幅下落に見舞われた。また、中国が人民元安方向に基準価格を誘導したことで、過去の人民元安ショックが想起され、週前半はリスク回避姿勢が強まり、上海ゴム9月限は年初来安値を更新、東京ゴムも投げ売りを巻き込み、先限で160.7円まで大幅安となったが、海外市場対比で一時的に"割安"となったことで新規買い・売り方の買戻しを呼び込み安値修正、先限は170円近辺まで反発となった。
 8月9日正午過ぎ現在RSS先限は167.5円前後、TSR先限は142.5円前後の取引。週の高値はRSS171.8円/TSR155.6円、週の安値はRSS160.7円/TSR141.5円。
 東京ゴム期近限月の下落は小休止、安値圏では売り方の買戻しが入った模様で、急反発する場面があった。産地価格は先物市場の下落を受けて急落しているが、数量は限定的で円換算では170円程度で取引されているようだ。東京市場は週後半にかけての急反発により海外市場対比で"割高"水準となっている為、下落調整の余地は考えられるものの、逆鞘環境が継続していることから押し目買い姿勢を維持しつつ、金融市場の不安定さを踏まえ上昇場面では利食いも必要だろう。先限のレンジは165.0~175.0円を予想する。


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○商品デリバティブ取引は最初に委託者証拠金等の預託が必要で、その額は商品によって異なりますが、最高額は1枚当たり通常取引252,000円・損失限定取引495,000円(2019年11月1日現在)です。また、委託者証拠金は相場変動や日数の経過により追加預託が必要になることがあり、その額は商品や相場の変動によって異なります。○商品デリバティブ取引は相場の変動によって損失が生ずることがあります。また、実際の取引金額は委託者証拠金の約10倍から70倍と著しく大きいため、損失額が預託している委託者証拠金の額を上回ることがあります。○商品デリバティブ取引は委託手数料がかかり、その額は商品によって異なりますが、最高額は1枚あたり往復26,840円(2019年11月1日現在)です。手数料額は相場変動により増減する場合があります。

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