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週間相場分析2019年3月11日


修正安の範囲内

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3/8 15:15現在

海外情勢

 世界最大の金ETF"SPDR Gold Shares"の保有残高は3月6日時点で766.59トン。1月29~31日の823.87トンを直近のピークに減少を開始、2月8~11日の802.12トンから翌12日の798.86トンへと800トン大台を下回ってもなお減少を続け、3月4日には766.59トンと、昨年12月11~17日(763.56トン)以来の低水準となった。その後は、5日、6日と横ばいで推移している。

内部要因

 ニューヨーク金市場におけるファンド筋のネット買い玉は2月26日時点で13万5696枚、前週比9951枚減。取組高は2月26日時点50万枚台、3月6日時点47万枚台。東京市場の取組高は7万枚台。カテゴリ別(2月27日⇒3月6日)では、当業者は売り玉1200枚増・買い玉3700枚増、非当業者は売り玉3900枚増・買い玉1400枚増。

総合分析

東京金期先は3月8日に一時、4591円まで売られた。これは、昨年8月16日の4112円から2月20日の4789円までの上げ幅(677円高)に対して、3分の1押し(226円安の4563円)弱の水準で、修正安の範囲内。むしろ、上昇に要した日柄(半年)と値幅(677円高)からすれば、まだ修正安の余地ありともいえようか。前述の"内部要因"を見ると、当業者の買い玉が引き続き大幅に増えており、先行き、この買い玉の"投げ"による下げも否めないか。

白金

更に買い玉整理が進む可能性も!?

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3/8 15:15現在

海外情勢

 マークラインズが3月4日時点で集約した2月の米国新車販売台数(GM、及びテスラの推定値含む速報値)は前年同月比2.8%減の126万5094台で、季節調整済み年率換算は前年同月の1708万台を下回る1661万台と、2ヵ月連続で1700万台割れ。1~2月の累計販売は239万8005台で前年同期比2.4%減。一方、ドイツ自動車工業連盟発表の2月の同国新車登録台数は前年同月比3%増の26万8800万台で、6ヵ月ぶりにプラスに転じた。

内部要因

 ニューヨーク白金市場におけるファンド筋のネット買い玉は2月26日時点で1万5745枚、前週比1万4198枚増。取組高は2月26日時点7万9000枚台、3月6日時点7万7000枚台。東京市場の取組高は3万9000枚台。カテゴリ別(2月27日⇒3月6日)は、当業者は売り玉800枚減・買い玉2900枚増、非当業者は売り玉2000枚増・買い玉1700枚減。

総合分析

 東京白金期先は3月1日の3127円から反落、8日に2900円台の安値をつけた。これはそれ以前の上げ幅(2月15日の2782円から3月1日の3127円まで345円高)に対して、半値押し(173円安の2954円)以上の水準。ニューヨーク白金期近も800ドル台前半へと続落しているなか、今後、3月の四半期末や国内は年度末も意識され、内外ともに更に買い玉整理が進む可能性も。東京白金期先は3分の2押し(230円安の2897円)も視野に入るか。

原油

産油国協調減産とベネズエラ減産映す

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3/8 15:15現在

海外情勢

 OPEC(石油輸出国機構)と非OPEC産油国の協調減産、米国のイランとベネズエラへの制裁による両国の原油供給量減少懸念など世界石油需給が均衡するとの期待などからファンドの買いで上昇場面。欧州中央銀行の利上げ見送りによるドル高も圧迫材料とならず、中国経済の減速懸念も上値抑制要因となっていない。

内部要因

 ニューヨーク原油市場の大口投機玉(ファンド)ポジションは2月26日現在、48万6235枚の買いに対して15万8564枚の売り、差し引き32万7671枚の買い越し(前週31万3967枚の買い越し)と買い越し玉が増えた。東京ドバイ原油市場の非当業者売買バランスは3月7日現在、4万4027枚の買いに対して2万8212枚の売り、差し引き1万5815枚の買い越し(1日現在1万6014枚の買い越し)と買い越し玉は微減。

総合分析

 EIA(米エネルギー情報局)発表の3月1日現在の米国内石油在庫は原油が前週比700万バレル増の4億5290万バレル、ガソリンが同420万バレル減の2億5070万バレル、中間留分が同80万バレル減の1億3600万バレルとガソリン、中間留分の在庫が大幅に減少し、石油製品需要が旺盛であることを裏付ける。

ゴム

主要生産国会議の輸出削減案に失望売り

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3/8 15:15現在

ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引量は約1~23トン。3月7日の価格はキロあたり47.25~47.91バーツ、RSS3号タイ主要港3月積価格は173.0~174.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、2月20日現在の11,383トン(前旬比328トン増)。2月中旬の入出庫は入庫1,667トン、出庫1,339トン。

展開予想

 週明けの3月4日、「タイ、マレーシア、インドネシアの輸出削減策」が近々発表になるとの報道に、同削減案への期待から上海ゴム市場が急伸し、東京ゴムRSS市場先限は昨年1月23日以来の209.5円まで上伸した。しかしながら、6日に発表された「輸出削減策」は「4月1日からの4か月間に、3か国合わせて24万トンの輸出削減」と、昨年第一四半期に実施された「1月から3月までの3か月間に3か国合わせて35万トンの輸出削減」よりも緩いものであり、また、「輸出削減策実施期日までの間に大量の貨物が中国へ出荷されるのではないか?」との噂のあり、上海ゴム市場が急反落。東京RSS市場先限も失望売りに195円台に沈んだ。3月8日正午現在、RSS先限は197円前後、TSR先限は167円前後の取引。週の高値はRSS209.5円/TSR176.8円、週の安値はRSS195.3円/TSR165.6円。3月24日の民政移管選挙を前に、タイ現国王の実姉を首相候補に担ぎ出したタクシン派小政党が憲法裁判所から「不敬」による解党命令を受けたことでタイ・バーツが急落したことも売り材料となった。
 東京RSSの単純移動平均は短期線が反落、相場はかろうじて長期線で支えられている。一目均衡表においては、下方にある雲との乖離は縮小傾向にあり、目先、修正安局面は継続し190円を割り込む場面も予想されるものの短期的には195円を割り込む水準を売るのはリスクが高いと考える。



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