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週間相場分析2019年2月4日


売り玉整理一巡なら...

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2/1 15:15現在

海外情勢

 トムソン・ロイター傘下の英貴金属調査会社GFMSリフニティブは1月30日付の『GFMSGOLD SURVEY Q4 2018』で、2019年の金価格を平均1292ドルと予想(2018年の金平均価格は1268ドル)。投機筋や中央銀行からの需要は上向くが、貴金属需要が弱く相殺されると分析した。また、2018年第4四半期(10~12月)の世界金需給バランスを198トンの供給不足とした。

内部要因

 ニューヨーク金市場におけるファンド筋のネット買い玉は昨年12月18日時点で7万5960枚以降、CFTCの業務閉鎖で未発表(発表再開は2月1日の予定)。取組高は1月23日時点52万枚台、30日時点47万枚台。東京市場の取組高は7万枚台。カテゴリ別(23日⇒30日)では、当業者は売り玉8100枚減・買い玉2500枚増、非当業者は売り玉4100枚増・買い玉6500枚減。

総合分析

ニューヨーク金期近が1300ドル台、東京金期先が4600円台へとそれぞれ続伸。この1週間の取組高の推移を見ると、ニューヨーク金は53万枚台から47万枚台へと、東京金は7万6000枚台から7万1000枚台へと減少しており、内外ともに売り玉の手仕舞が続伸の主な原動力だったことが窺える。つまり、売り玉整理が一巡すると、目先は上昇一服、修正安場面へ移行する可能性も。相対力指数が70ポイントを超えて高値警戒のシグナルが点灯中。

白金

出遅れ感が見直される!?

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2/1 15:15現在

海外情勢

 米調査会社のJDパワーと英国LMCオートモーティブが発表した1月の米国自動車販売台数見通しは前年同月比約1%減の114万13000台。一方、メキシコ国立統計地理情報院が発表した2018年の同国自動車生産・輸出・販売統計によると、輸出台数が前年比6.0%増の344万9201台と過去最高を更新したものの、国内販売台数が同7.1%減の142万1458台と低迷したため、生産台数は同0.6%減の390万8139台と9年ぶりの減少となった。

内部要因

 ニューヨーク白金市場におけるファンド筋のネット買い玉は昨年12月18日時点の1万1387枚以降、CFTCの業務閉鎖で未発表(発表再開は2月1日の予定)。取組高は23日時点8万5000枚台、30日時点8万1000枚台。東京市場の取組高は4万8000枚台。カテゴリー別(23日⇒30日)は、当業者は売り玉600枚減・買い玉100枚減、非当業者は売り玉400枚減・買い玉900枚減。

総合分析

 ニューヨーク白金期近は再び800ドル台へと浮上。これはニューヨークパラジウムの続騰、更にはニューヨーク金の急伸、米株価の上昇が影響したと見られるが、ただ、ニューヨーク金、銀、パラジウムが年初来の最高値を大幅に更新した一方で、白金だけがそうはならず、他の貴金属に比べて強材料が乏しいことが窺える。出遅れ感や割安感が見直されて買われる場面もあり得るだろうが、上値は限定されそう。

ガソリン

波乱含みながら地合引き締まる

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2/1 15:15現在

海外情勢

 FOMC(米連邦公開市場委員会)声明で利上げ一時停止の可能性が示唆されたこと、保有資産の圧縮に取り組む姿勢を示したことから、ドルが下落して相対的な商品高を見込まれて原油が上昇した。直接的にはベネズエラの政情不安で石油インフラがダメージを受けて輸出が大幅に減少する恐れと米国による制裁措置がダブルパンチとして同国産原油の供給量が大幅に減少する可能性が買い材料となった。また、米国内原油在庫が320万バレルの増加予想に対して90万バレル増にとどまったほか、石油製品出荷量が日量で2000万バレルを超す高水準であること、原油輸入量が大幅に減少したことも買い材料となった。

内部要因

 ニューヨーク原油市場の取組高は1月30日現在204万2000枚台と1月10日現在の210万1000枚台から減少しているのはファンドの損切りや手仕舞が反映されているが、1月24日現在の203万4000枚台から増加、出来高も増えていることで玉整理一巡とみられる。東京バージガソリン市場の非当業者売買バランスは1月31日現在、3962枚の買いに対して2157枚の売り、差し引き1805枚の買い越し(1月24日現在2000枚の買い越し)と買い越し玉が減少した。

総合分析

 1月26日に終わる週の全国ガソリン生産量は前週比5万2531キロリットル減の92万7697キロリットルと石油会社の生産調整を反映している。需要期である灯油の得率を引き上げ、ガソリンの得率を下げたことも一因だが、ガソリン現物の需給は引き締まり、小売価格も値が通るようになっており、先高見通しが根強い。東京バージガソリン期先はニューヨーク原油連動で米利上げ一時停止見通しによるドル安⇒原油高...の構図が想定される。

ゴム

大量受渡の後、貨物還流懸念に反落

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2/1 15:15現在

ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイ主要卸売3市場の取引量は、一日当たり約17トン~約39トン。1月31日付の価格は、キロあたり43.08~43.31バーツ、RSS3号タイ主要港2月積価格は161.0~162.0セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、11月30日現在の11,517トン(前旬比446トン減)。11月下旬の入庫は1,100トン、出庫は1,546トン。

展開予想

 1月25日に納会した東京ゴムRSS市場1月限の受渡枚数は915枚(4,575トン)と2015年6月限の1,297枚(6,485枚)以来の水準となったが、大量の期限切貨物が処分された当時とは異なり、殆どの貨物が新規輸入貨物、もしくは、受渡期限のある貨物であった為、納会後は「現受貨物の還流懸念」が台頭し相場は反落。新圃先限7月限は発会早々に175.1円まで下落。しかしながら、週後半は原油市場の反発にツレ高となり、2月1日正午現在、RSS先限は179円前後、TSR先限は151円前後で取引されている。週の高値はRSS184.2円/TSR154.9円、安値はRSS175.1円/TSR146.9円。上海市場、産地市場の動きは原油高に底堅い動きとなっているものの、旧正月休暇を控えて動意は緩慢となっている。
 東京RSSの単純移動平均は長・短期線ともに50台を挟んだ動きで推移、「買われ過ぎ」ムード払しょくされているものの、一目均衡表においては依然として雲との乖離は15円程度あり、また、単純移動平均線においては長・短期線が売りサインを見せており、修正安局面は継続し、170円を割り込む可能性が高い。
 陸続と新規貨物が入着する可能性が高く、また、上海市場が2月4日から8日まで旧正月休場に突入することもあり、当先の鞘は徐々に順鞘化していく可能性が高いと考える。



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